痛み止めの短期衝撃投与
非ステロイド系消炎鎮痛剤(NSAID)の使用
痛風発作に対しては、一般的に
ナプロキセン(ナイキサン)
ジクロフェナクナトリウム(ボルタレン)
などのNSAIDが使用される。
典型的な痛風発作に対しては、
通常の投与量では十分な効果が
期待出来ないことがあり
明らかな腎機能障害などが無ければ
ナプロキセン 1200mg
ジクロフェナムナトリウム 150mg
ロキソプロフェンナトリウム 360mg
までの範囲で1~3日間の投与を行う
「NSAIDパルス療法」が推奨されている。
痛風発作が消退傾向を示せば
NSAIDを通常量まで減量し発赤腫脹が
消失し通常の歩行程度では痛みを
感じなくなるまで服用を継続する。
NSAIDをあまり早期に中止すると
発作が遷延化したり繰り返すことが
あり注意が必要である。