数年ぶりの大発作
私は痛風もちである。何度この事を申し上げただろう。
数年ぶりに痛風大発作に見舞われ、現在格闘の最中にいる。
もう腫れが引かずに二週間という時間が過ぎようとしている。
私の最初の発作は19歳であったから、かれこれ20年痛風という病気に、
いや痛風という自分自身の権化と共にそれだけの月日を過ごしてきたのである。
自分自身の権化といえるその論拠は、
自らの甘さやそれらから発する不摂生の数々ゆえ、
権化と言い切って憚らないわけだ。
この記事を書いている最中も下に目を向ければ
赤黒く腫れ上がった右足の親指付け根が、まるで甘いものを欲しがる幼子のように
私を嘲笑っている。
これからどの様にこの自分の権化と上手く付き合っていくのか
ここに記して行きたいと思っている。